白ひげカフェ
□料理人は負けず嫌い2
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《サッチ目線》
ここはモビー・カフェ
そこで俺はコックをやってんだ
最近はやけに忙しくなってきたからな
他のコック達も少し疲れ気味のようだ
マ「・・・ハァ」
おっ、こっちにも疲れてるやつがいるな
サ「よぉマルコ、いっつも眉間にしわ寄せてっと取れなくなるぜ?」
ふざけ紛れに茶化しながらコーヒーを置けば鋭い目つきが何故かこちらを見る
マ「誰のせいだと思ってるんだよい」
そう言い放り投げられた雑誌を見れば
この前来たインタビューの雑誌だった
【イケメンと料理を楽しむ
モビー・カフェへ是非!!】
マ「何だよい、このフザケた文章!」
サ「え?別に普通じゃね?」
何に対して言っているのか不思議に思っていれば肩が重くなる
振り向けば人の肩に腕を立てるイゾウの姿が
イ「そりゃそーだろ
その謳い文句じゃまるでホストだな」
ハ「それに何で雑誌にサッチまで写ってんの」
ほらと指を刺された場所を見れば
確に自分が写っている
・・・ちゃっかりピースをして
サ「向こうが折角だから写れって言ってきたんだよ」
マ「兎に角、あんまり変な事言うなよい」
へーい、と気のない返事をした所でお店の入店チャイムが鳴る
・・・さて、料理の続きっと