青の祓魔師 長編
□第9章
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奥村先生「皆さん、少しは反省しましたか」
あの後、次の授業の奥村先生が来てて、神木が殴るところを見てて。
只今、囀石を膝の上に乗っけてる状況。
先生が言うには、連帯責任だとか。
先「…では僕は、今から三時間ほど小さな任務で外します」
『(え)』
先「…ですが、昨日の屍の件もあるので念のため、この寮全ての外に繋がる出入口に施錠し、強力な魔除けを施しておきます」
勝「施錠って……俺ら外にどうやって出るんスか?」
『(ずっとこのままとかはないよな)』
先「出る必要はない。僕が戻るまで三時間、皆で仲良く頭冷やしてください」
にっこり微笑みながら、そう言い残して出て行った。
『(さ、三時間も‥‥‥‥。死ぬ‥‥‥‥)』
勝「お前あの先生とほんま、血ィつなごうとるんか?」
奥「…ほ…本当はいい奴なんだ…きっとそうだ…」
奥村曰く、先生はいい奴なんだと。
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