少年達は落ちてしまった
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黒子「どうしましょう……」
こんにちは、黒子です
今日は入学式、というわけで少し早めに登校してみたのですが………
黒子「どこでしょう、ここは」
迷子になってしまいました
周りの人に聞けばいい?
おっしゃる通りです……
………………が
誰もいません
誰もいません
大事なことなので二回繰り返しました
地図を見ながら歩いていたのですがねぇ…………
困りましt((『どうした?』
え……………?
振り返ると同じ学ランを着た生徒がいました
僕のこと、見えるのでしょうか
『迷子?』
黒子「あ、はい。あの、1年5組は何処ですか?」
『あっち。案内するよ』
黒子「ありがとうございます」
先輩(?)についていく
今思えば、これが始まりだったのかもしれません
まぁ、このときの僕は、たぶんこの先輩も、どんな学校生活になるかなんて予想もできなかったでしょう
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