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□0.5
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潤がはぁ、とため息をひとつ吐き出すとつぶやく


「ったく。やっぱり璃織の読み通り赤と青の潰し合いになりそうだな」




つぶやくと言っても2人しかいない屋上。声が届いたのだろう咲はフンッと鼻をならした

「そうならない為にあたし達がいるんでしょ? 潤」






_____そうだな。


星の輝く空へ顔を上げると、今度ははっきりと呼びかけた



「今の話から予想すると、青が突入するのは明日だな。


今日はもう見るのはやめとけ、咲にはまだ本番にも役目が残ってるからな」




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