ぷよぷよ小説
□染まる体。
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*ここから本編
シグ「う、ここはどこだ?」
黒「お前の夢の中。」
シグ「?」キョロキョロ
黒「きょろきょろしても見えないよ。隠れてるから。」
シグ「誰?」
黒「言うなれば、黒いお前かな。」
シグ「わー…」
黒「相変わらず、気が抜けてるなぁ…。ところで、左手と左目が赤いって事、気になったりしたことある?」
シグ「ある。なんでそんなこと聞くの?」
黒「…お前は魔物の半身だから。」
シグ「魔物?」
黒「あれだよ。本の魔物。メガネを乗っ取ってた。」
シグ「…あれか、『いただくぞ、その体』って言ってたやつ」
黒「そう。それそれ。」
シグ「とられたら、どうなるの?」
黒「さあ?どうなるかは知らないけど、もしかしたら黒くなるかもしれないね。」
シグ「お前みたいに、でしょ」
黒「頭が冴えてるね。」
シグ「…ねぇ、どうやったら左手治る?」
黒「左手は治らないよ。日にちが過ぎる度に赤く侵食していくんだ。」
シグ「え」
黒「その末路が、この姿だから…。」
シグ「…」
黒「恐れる事は無いよ。染まるまで時間が、かなりかかるからね。今の事は忘れてもいいよ。」
シグ「そうなのか」
黒「それじゃあ、またね。奇跡が起きさえしたら、現実でも会えるかも。」
*
シグ「う」パチッ
シグ「…(頬をつねってみよ)」ギュゥゥ
シグ「夢じゃない。…何だったんだろう?」
シグ「ま、いっか」
プリンプは今日も平和です。(半分嘘)
あとがき。
メグレスでございまぁす。
シリアスのはずだったのにシリアスのかけらもない話。
当時の私「そうだ。シリアス書こう。」
だったはずなのに…。
作る必要があったのかすら謎。
あ、あと。15THの動画を見て気づいたんですけど、あくまさん曰く、シグの左手を治すには特別な力が必要って言ってました。
これを聞いた時、あやさんとシグは融合して完全体になるけど、
(なぜか)融合しないで、シグの左手が治らずに侵食していって、
その末路が黒シグって私は思ったんですよね。
どうなんだろう?
あと、この話は、この解釈で考えてください(汗)
ちなみにアルルに左手を治してほしいと頼んだのは、アルルは異世界からやってきた人なので、かなりの力があると私は考えたからです。あと、絡み目的。
それでは。
閲覧ありがとうございました。
メグレス