本長編 風と共に2(風と共にの続きです)

□剣舞
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「もう夕方?我ながらよく寝たな〜」




いつのまにか夕日が顔を出していてローを含むクルーたちは船にいなかった




「カメリア寝過ぎだろ…
起こしても起きねえから船長たちは島に上陸したぞ」




「みたいだね〜夜は島で飲むんでしょ?
今日は私が船番してるから飲みに行ってきなよ〜」




「でもいいのか?」





「いいよ〜たまには男たちだけで楽しんできなよ!」




「わかった!サンキュー」




クルーを見送った
私が船に残った理由はケガをしていた間、あまり動いていなかったから体が鈍ってしまったのと

ロギアなのに切られたことが悔しくてケガが治ったら少し剣を振ろうと決めていたから




部屋に戻って麻でできた袖の長い漢服に着替えて甲板に戻ったらすっかり暗くなり満月が出ていた





「よし!!」






刀を鞘から抜きフーっと息を吐いてから地面を蹴り宙を舞いながら空を斬っていく



風になって高く飛んで地面に向かって斬りこんでいく
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