本長編 風と共に2(風と共にの続きです)
□伝説の二人
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「頭痛いよ…気持ち悪いよ…」
前日に飲み過ぎて苦しんでいる間に島についた
「ローさんあたしは気分転換と昼寝をかねて散歩に行ってまいります…」
「俺はベポと薬草を取りに行ってくる」
重い体を引きずるように船を降りて島を散歩していたら昼寝にちょうどいい木陰を見つけた
「今日はもう歩けないよ…ここで昼寝しよ」
私はグッスリ気持ちよく昼寝していた
「ワシが会いに来たんじゃ!!起きんか!!バカもん!!」
ゴツーーーーーン!!
「痛ーーい!何!?誰!?」
「誰じゃと!?ワシを忘れたかー!?」
ゴツン!ゴツン!ゴツン!ゴツン!
「せんべいさん!?痛ーい!!私ロギアなのに痛ーい!」
「愛ある拳はロギアじゃろうが関係ないんじゃ!ガハハハハハ!」
ガープは豪快に笑っている
「せんべいさん久しぶりだねー何をしに来たの?」
「何しに来たかじゃと!?カメリア!わざわざお前に会いに来たんじゃ!!」
ガープは拳にハーと息を吐いてまたげんこつをくらわされた…
「いたーい!!痛いよ!!わかった!わかったからもうやめてー」
私の頭はたんこぶだらけでボコボコになっている…
海軍本部にいたころから海軍には絶対に入らない!と言ってはボコボコになるまでげんこつをくらわされていた…
何度くらっても痛い…
「せんべいさん私に会いにきた理由はなに?」
「理由は何かじゃと!?海軍本部を逃げ出したと思ったら海賊なんぞになりおって!!
なぜよりによって海賊なんぞになりおったんじゃ!?バカたれ!!」
ゴツン!ゴツン!とまたげんこつをくらわされた…
「痛い!痛い!私はハートのみんなが大好きなの!!だからハートのクルーになったの!
海軍には入らないってずっと言ってたでしょ?
まったく物忘れ?せんべいさんも年にはかなわないね」
「なんじゃと!?またげんこつをくらいたいんか!?」
ゴツン!!
「痛ーい!!答える前に殴ってんじゃん!!もう私の頭ボコボコじゃん!!
私を殴りにきたの?」
「あーせんべい食うか?」
「うん」
バリバリバリバリ
「あーそうじゃクザンに会って話を聞いたらしいの」
「うん」
バリバリバリバリ
「ムシャムシャえっと私がミカル?ミカン?だとか空を動く島の出身だとか?」
バリバリバリバリ
「ああそうじゃ」
「俺たちにも聞かせろ!お前…その頭…」
ガープと話をしようと思ったらいつのまにかローやハートのクルーたちが近くにいた
「お前!トラファルガーローじゃな?カメリアを海賊船なんぞに乗せおって!」
「あ”あ”?無理矢理じゃねえぞ」