A.P.H.長編

□魔法使い見習い、頑張る
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 私は朝日魔法学校に通っている。

ここに通う生徒は不完全な部分が多いため、「魔法使い見習い」と呼ばれている。



ちなみに私は、すべての教科において3年間最下位を取り続けている。

魔法なら使えるが、テストはオール0点だ。



それはどうでもいいとして、私はこの学校に嫌気がさしていた。

ちょっと先生にいたずらしただけで評価がさがるところとかもう最悪だ!

ロンドンだっけ?そのあたりにあるホグワーツ魔法学校に行きたいものだ。

私は英語はしゃべれないけど。



ホグワーツに行くにはどうしたらいいのだろうか・・・。

英語を勉強するしかないのだろうか。

だとしたらマグルの学校に行った方がよかったような気がする。


薬草学の授業を聞き流して、そんな感じの考え事をしている時が一番楽しい。


「ではー、名字さん!」

「はい!?・・・なんですか」


授業を聞いていないと、あてられたときがとてもめんどくさい。


「強力な眠り薬の材料はサルトと居眠り草とあとなんですか?」


いや、それを私に聞く?わかってないってことはわかっているハズだぞ!!

まあ、適当に思いついたことを言えばいいか。


「アゴ団子の欠片」

「あら、惜しいですね。正解はドラズ水です。
これは非常に採取が難しく・・・・」


周りの生徒がクスクス笑っているのが聞こえる。

そりゃまあアゴ団子なんてもの存在しないからね。


なんだか考え事をするのもめんどくさかったので、残りの授業時間は寝て過ごした。

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