暖かい焔

□そしてまた…方向音痴は道に迷う
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またか…


barHOMRA生活1週間たち、そろそろ方向音痴の俺でも覚えてきたと思って
『一人でも大丈夫です!』なんて見栄を張ったのがいけなかったのか?
それとも未だに八田美咲に会えてないから?そうなのか?きっとそうだとも
草薙さんに頼まれたお買い物を悠々と終えて、レッツパーリーwwとかはしゃいで、あっ、こっちが近道だったような?など某小説サイト様の影響で裏路地に入ったら…はい、そりゃフラグ立ちますよねー……
いかにも、って感じなヤンキー集団。
あ、その髪色ステキですね、君には勿体無いですよ。なんて某バスケの陰君みたいな口調の心の声が駄々漏れしてました?してたんですね、いきなりバットをおおきく振りかぶって、みよしぃいいいっ!!





「うし!」
いやーいい運動し、た……?

爽やか3組ですね、久しぶりに身体を動かした気がして柔軟に移ろうと後ろを向くと、そこにはきっと参戦しようとしてスケボーに脚をかけたまま茫然としてる八田美咲がいた


もう一度言おう…嫁の!八田美咲が居たっ!!




「お前…」



「こ、コンニチワァ……イイ天気デスネ…」

ばっかっ!自分すっげぇ馬鹿かぁあああああっ!
テンパりすぎっ!嫁に合ったからってテンパりすぎだぁあああっ!!血若干浴びてこんにちわ!とかないわっ!そして今女装じゃなくてよかったぁあああっ
全力で逃げられたか、助けてくれたよぉ!あっ、それもイイネ連打。
じゃなくて、八田みぃさぁきぃいいいいっ!!

「お前…すっげぇつえぇな!」
「!?」
そしてやはり気がつかれてないっ!ここ1週間…俺がbarに居ないような時間には来てるみたいですけど!避けられてたっ!
初日以来ですからね!
「俺は八田って言うんだ、お前は?」
「麻倉夾です」
八田ぁあああっ名前は、なぁーまぁーえぇー!
「よかったら、これから時間あるか?つか買い物?」
「えっ、あぁ草薙さんに…」
「草薙さん?知ってるのか!?吠舞羅の新入りなんて話は…あー…女が一人バイト始めたって…」
「実は…その女です…」
「////」
ボンッと効果音が付きそうですね、顔が真っ赤ですよ
「お、おまっ、」
「なんかごめんなさい…」
男だと思ってたんだね。はい…なんかイイネ。八田美咲真っ赤。かわいい!
「バーに用事あるから…つか…あ、危ねえし…治安悪ぃし一緒に行ってやるよ」
おぉっ
なんか小声ですが八田美咲かわいい!えっ、このままお持ち帰りしていいんですか!むしろいいですよねっ!抱きつきますけどぉおおっ!!
「なぁ…」
「は、はいっ!」
うをっ、上擦ったっはずっ
「女なのに強いんすね…びっくりっす…」
慣れない敬語かわいいww
「タメ語で呼び捨てでいいよ…つか自分の方がHOMRAじゃ、新しいし…」
まだ吠舞羅じゃないけどね!タトゥー入ってないけどね!尊さんには入れって言われたけどね!十束さんとかガンガンくるし、草薙さんやんわり言うし、まだうんっていってないけどね!またこれは後日にしといて、今は八田をっ!
「吠舞羅には入らないのか?尊さんも言ってたけど」
あぁ、話は聞いてるのね
美味しいお話なんですけど…なんせ未だにイケメン集団に慣れないのとまぁ、ほんとにいていいものなのかとか、…まぁ、多分入るけど…今は雑念が多すぎて…なんやかんやで、ね、うん。


そしてこのつい先日に吠舞羅の事は十束さんに聴いた…知っていたけど話してもらえたのは嬉しかったなぁ…まぁ、これも後日に話そう…


「出来れば…入ってほしい…ス…」
ストライーク!
紅蓮の弓矢ーっ!!
キョウの心は駆逐されたっ!!
「は、いろうかな…」
「マジっすか!俺先に尊さんに伝えてくるなっ!」
プギャアアアww
ちょっ、まて八田美咲っ!
さっき一緒に…











「テメッ!猿っ!!」
「みぃさぁきぃいいいいっ!!」






わかりました。

今日は猿美dayですね キラッ








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