暖かい焔

□突拍子もない日
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なんやかんやで猿とお買い物になったんですが、俺が耐えられなくなり腕組を外すとまた舌打ちされました。
「おや夾じゃないですか」
でた!
青の王…えっと……
「礼司ですよ。全く。貴女はいつも…」
「いや、だって尊さん派だし。青には行かないし」
だってただのド変態じゃん!
礼尊礼でお願い致します
そして今も仕事しないで伏見さんのストーカーですね。安定をありがとうございます。
「素直じゃないですね。で、なぜ彼と?」
わかってるくっせにぃー
「伏見さんは、俺のお買い物の荷物持でーす。」
「ほぉ。伏見君。その位置私に譲りなさい」
「いや、室長。アンタは仕事してくださいよ」
いちゃいちゃご馳走です!
「さて、俺は買うもの買ったんで吠舞羅に…って放してくださいよ宗像さん」
いや、まじ、そんな嬉しそうに目を細めてにやりしないでくださいよ。腕…腕はなしてよー!こわいよー尊さぁーん
「わかりました。夾。こうしましょう。」

「「は?」」

二人で間抜けにも声を出してしまった…
だってこの人、HOMRAまで送るとか…
ホントマジ、仕事して公務員!!!
この人らと吠舞羅揃ったらろくなことになんないじゃん!!



































まぁ、予想道理。
収集つかなくなってるなぅ。
なぜ急に雪合戦始まってる?
そして勝った景品が勝手に俺になってんのか謎なんですけど?




「夾は私のですから、周防…貴方は諦めるべきです」
「はっ、勝手に言ってろ。諦めるもなにも夾はもう」
「もう!?なんですっ!まさかっ」


「あーあ。どんくさい美咲は直ぐにびちゃびちゃのぐちゃぐちゃになっちまうよなぁああみぃーさぁーきぃいいいっ!」
「なっ!そりゃ、テメェなんじゃねぇのか猿比古ぉおおっ!」
おふっ
ただの卑猥な会話集!!
そして楽しそうで…愉しそうでなによりです。
参加したいけど、もう次元が…
だって青チーム緊急抜刀してるし、吠舞羅は力出してるし…
あぁせっかくの雪が溶けちゃうよ!

世里ちゃんにでもお助けを出した方がいいのかな…

いや、俺が止めてみせる!
じっちゃんの名にかけっぶへっ

「…。」
「あっ」
「やべ」
「お前らあぁああああっ!」

流れ弾…流れユキダマが直撃
しかも若干溶けかけね
やっかいなもん投げたなこのっ

「もう知りません!さっ、アンナ!寒いから中入って草薙さんに暖かいミルクでもいれてもらおっか」
「うん。キョウ…お鍋が食べたい」
「よーしわかった。…おいしいお鍋が食べたいねぇ。」
冷ややかに微笑すると八田ちゃんと猿は気まずそうにお互いを見てそのままふらっと何処かに向かった。尊さんも飽きたのか二階へ
礼司はどうやらうきうきしながら消えていった。
うん。今日のお鍋は豪華になりそうだ。








そんな穏やかで平和な吠舞羅とセプター4の雪の降ったある日の出来事










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