暖かい焔

□ちょこっと進んでみた
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「ただいま戻りましたぁー!!」

あの後八田ちゃん…み、美咲と手を繋いで、やば汗ぱない!どうしよう!これっ!だ、だれか写メ撮って!
もう発狂してもいいですか!
襲っても文句言えないよね八田ちゃん!!
などおくびにも出さずに無事(八田ちゃんを襲わず、拉致せず)HOMRAへ帰還
あぁもっと一緒に居たいなんて…願望だよ!
むしろ拉致するべきだったかな?くそっ
「おかえり夾ちゃん。なんやー八田ちゃんも一緒やったん」

いつも通り櫻井…草薙さんのおかえり。あぁほんと居ていいって言われてる気がしてジーンとくる
「草薙さんからも一言言ってやってくだいっ!夾、青服んとこににいたんすよ!」
あぁ。草薙さんには黙ってて言ったのに…まぁ世里ちゃんから連絡入ってそうだけど…
「その件に関しては後でゆっくり事情を聞くからな夾ちゃん。」
ワォ…サングラス逆光で見えないけど…ご立腹ですよねー………

「八田ちゃんはもう遅いから帰りぃ。お疲れさん」
「えっ」
「なんや八田ちゃんどないしたん?」
「い、いや…なんでもないっす……」

なんかすごいもの言いたげな
「夾、お前…ほんと危ない事もうやんなよ…」
不意打ちすぎてなにも言えなくなりました!
かわいいぞ八田美咲!

「じゃ、俺帰りますんで」
「ほな」
「お、おやすみ」
おふっ
きっと今の顔は真っ赤だぜ
ふぃー!あっつ!
「さて夾ちゃん」
「!」
わ、忘れてた!
うん。おかんコワイ!
「逃げたらあんで」
回れ右したとこで首根っこを捕まえられました
「ご、ごめんなさい。興味本意で見に行きました」
「吠舞羅とあちらさんは犬猿の仲って言うたやろ?」
「…はい」
そうなのです。
先日、吠舞羅の話をしていただいたのはある事件が起こったから
あの日油断して巻き込まれたのは俺。
誘拐犯は見事フルボッコにしたが、みんなに散々怒られ…なんで頼ってくれなかったんだ。吠舞羅に売られた喧嘩なのに…と……
あの時のみんなの…特に八田ちゃんの顔は今でも忘れない
吠舞羅に入ってなくても
仲間だと思ってもらってて
暖かい居場所をくれたみんなを…吠舞羅に入って守りたいと
その為に吠舞羅に入った
いや、決して先日の八田ちゃんの入ってほしい宣言だけで入った訳じゃないからね!不純な訳じゃなかったんですよ!

で、まぁなんやかんやで青服との関係らや王やらの話を聞きました。なんとなく分かってなかったことがわかりました。はぃ。漫画読んだけど、アニメK見てないんだよね!ワァーww

「ってちゃんと聞いてな夾ちゃん」
「はい。反省してます」
「…」
微塵も反省してませんけどね
「あんなぁ夾ちゃん…ほんま自覚持ってな」
「?」
「夾ちゃんはいい意味でも悪い意味でも目立ちすぎや。狙ってる奴も多いし…女性には優しくて、男には情けもなんもないって…」
いやーふぁみにすとですから!(合ってます?)
「ほんでこの前も…」
「あの女の子に関しては情報もらえたんすから目を瞑ってくださいよ!」
「だからって男装して女の子をオとしたらあきません」
「別にヤった訳じゃなし、旨く終われました!」
「女の子がヤったとか言っちゃあきませんっ!
そう言う問題やないんやけどなぁ…あぁ言えばこう言う子やね……」
吠舞羅のおかんの説教はまだまだ続きそうなので早々にトンズラしたいんすけど!
正座っ
あ、足がっっ
「はぁ…なに言ってもあかんね」
「はい!
…あっ、いやいや、わかりましたから!次回から気をつけます!」

ここぞとばかりにダッシュで2階にかけ上がる
いやほんとすんませんでした…


もう草薙さん怒らすの止めよ…


































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