暖かい焔

□青の方にお逢いしました!
1ページ/1ページ




御早う御座います。

なんて、丁寧に入ってきたのは猿みたいに前髪の長い人
随分丁寧だ
「お迎えありがとうございます。宜しくお願いします」
ついついつられて礼儀正しく

HOMRAをグルッと見回し4人にもいってきます。を
十束さんにはドレスの写真送ってねぇ〜って…いや、ちょっと恥ずかしいけど…まぁ、今回は仕方無いか…
など、溜め息をつきながら青服の車に
「えっと…麻倉さんですね。噂はかねがね」
どんな噂だよ
つか、秋山だっけ?
と、頭にはてなを浮かべてると
「俺は秋山氷杜って言います。送迎を言い付けられたので、なにかあれば」
ご丁寧に自己紹介
「…ひもり…?」
あぁ、ひもりって言うんだったなぁー…なんて一人考えていると
なんだか、アワアワしているぞ?
…かわいいなヲィ
秋山よりアンディの方がいいなぁーなんて失礼ですよね
「あれ?猿じゃないんですね」
確か、猿が迎えに来るって聞いたが
「あー…あの人は…」
なるほど…HOMRAに来るの渋ったか…あとはもう用意しているか、かな
「まぁ、いいや。秋山さん。宜しくお願いします」
「っ!」
笑顔で言うと真っ赤になった
あらら
あっ、ウブなんだっけね
忘れてた
「あの…」
「はい?…あぁ…なんで吠舞羅の人が室長と同伴するかって事ですか?謎ですよねー…俺もそれは聞きたいんですよー」
ほんっとあの人はなに考えてるかわからないですよねー。王って言うか、宗像さんがだいぶ斜め上の思考してますよねー。なんて言ったら驚かれた。
「…麻倉さんは」
「あぁ、夾で、構いませんよ。みんなそう呼んでますし。」
「…夾さんは不思議な方ですね」
キョトンしちまったよ
不思議秋山に不思議言われたー
あっ、むっつりだったな
秋伏キボンヌ
「よく言われます」
「格闘も強いと聞きました。一度お手合わせしていただきたい」
「激弱ですよー。みんなが買いかぶりするんです」
強いか強くないか。と聞かれたら…まぁ、弱くないが、強くもない…
「機会があれば」
「あっ、なら連絡先交換しときますか?」
なーんて冗談で言ったらまた真っ赤に
おやおや
そう誘導されてるのかとおもったんだが
「いや…俺が赤の、と連絡を……」
「…赤とか青とか…拘るなんて視野が狭いですね。残念です」
「!」
「俺は一個人として、接しているのに」
みんな一緒じゃん。
まぁ、青と赤じゃ、いろいろあるだろうが…
特に八田ちゃんとかは、そうだけど…
俺はKのみんなが好きだから(いじり倒したいの意味で)区別なく関わりたい
「…ではふつつかものですが」

…真面目かっ!!

なんて話しているうちにセプ4到着
「秋山さんっありがとうございました!世理ちゃーん!!!」
降りるとそこには世理ちゃんが
ガバッと抱きつくと驚かれた。

「珍しいわね」
「なんかそんな気分。秋山さんっていい人だね!真面目だし」
やべー世理ちゃんの…ってだから変態かっ!!
「あら?もしかして?」
「大丈夫。それはないww」
少なからずショックを受けている気配がするが気にしない方向で
「さぁ室長がお待ちよ。用意しましょ」
「はぁーい」
































































「…馬子にも衣装ですね。正直驚きました」
「私もです室長」
「見事な化けっぷりでしょ」
ドヤッ
みたいな
クルッとターンしてみてハイポーズ
あれだね。小さい子がやるとかぁわいいほぁーってするやつ

ブルーサファイアみたいなロングドレスに
淡い水色のストール
髪は茶系のロングをコテで巻き横に流し
然り気無く髪にコサージュ

完璧やろ

化粧もナチュラルなキレイ系


どっからどうみても令嬢デショ

「正直、私なにもできなかったわ」
「そんなこと…世理ちゃんにアドバイス貰えたからできたようなもんだし」
いくらレイヤーだといってもドレスなんて着たことないし
青チョイスまず無いし
つか宗像さん?
タキシードとか大爆笑ww
猿のスーツ…プフwwwwww
「猿は、おr…私に何もないの…?」
「は?…チッ。」
「ぶっ。ちょ、化粧崩れるっ」
舌打ちされ、顔面を平手で押された
地味にいたい
しゃべり方にも気を付けないとなっ!!
「さて参りますか?お姫様」
「なんか慣れないなぁ…」
行くにあたって、何点か注意を受けた
うん。うん
ボロが出ないように…
ちなみに吠舞羅のマークはファンデとコンシーラーで隠した
首についてた…尊さんのは、あざとく二人に見付かり
「…尊さんが…」
って言ったら、殺気が膨らんだのが先程の事だ
なかなか二人をからかうのは愉しいぞ
ありっしゃす尊さん!
まぁ、もちろん隠してくださいって言われたので隠しましたー
で、護身用に太股にトンファーと短剣
カバンには愛用の鉄扇を仕込み
いざ!
パーティー会場へ!!


「で、世理ちゃん。ほんと制服だけど、ほんと来ないの?」
「えぇ。ごめんなさいね…室長も伏見も不在になるから」
「なるほど。危なくなったら世理ちゃん呼ぶね」
「夾…」

二人の視線はスルーしましよう


さて、気を取り直してレッツパァーリィー!



[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ