めいん!

□食指が動く
1ページ/5ページ

「おい、佐久間」
「何ですか、鬼道さん」

帝国学園サッカー部。
佐久間次郎に成り代わり14年。私は痛い眼帯をし、生活している。拷問だ。

サッカーは、まぁそれなりに好きだ。ペンギンはもっと好きだ。
私は佐久間次郎とは全く似ていない。もちろん性格の話だ。
食べ物とかがないと私は絶対に動かない。絶対に!!
だから今、私はベンチに座っている。

「サッカーの練習をするぞ。動け」
「嫌です。何かくれますか」

「...チョコレートでどうだ」
「よし来た!バンバン練習しましょう鬼道さん!!」

鬼道さんの所のチョコは旨いんだ。しょうがない。旨いんだよ。

「名無しさん先輩!!俺と一緒に練習しましょうよぉー、飴あげます」
「よし一緒にやろうか成神」

成神のくれる飴も美味しいのばかりなんだよ!!
何味?と聞けばイチゴミルクです、と成神。
成神が、コンビニでイチゴミルクか...少し、いやかなり面白い光景だなぁ。
そんなことを思いながらイチゴミルクの飴をもらった。

2つくれたので撫でておいた。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ