あの夏の思い出
□第2話
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バイトの朝礼は終わり、とりあえず一番返信が早そうなカノにLINEでどこの遊園地に行っているのか聞くことにした
ユサ:どこの遊園地で遊んでるの?
僕がそう打ったあとすぐに既読がついた
カノ:○○パークって分かる?あの森林公園をそのまま遊園地みたいにしたとこ
ユサ:おけ!ありがと‼︎
カノ:僕らも今着いたところだけど今どこらへん?
ユサ:あ、僕まだアジト近くにいるから先に何か乗ってていいよ!
カノ:了解‼︎それじゃあ早く来てね☆
ユサ:☆ウザい‼︎うんなるべく急ぐわε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
カノとの会話を終わらせ、急ぎ足でバス停へ向かった
確か○○パークはここから2駅のはず…多分皆が一個乗り終えたところで着くぐらいかな?
携帯出すのめんどいし…とりあえず適当に探そう、うん。そうしよう
そして僕は遊園地に着くととりあえずぶらぶら歩いていた
誰が見つけやすいかな〜ん?なにあの人…こんな暑い中ジャージ持ってるって…
てかどっかで見たことがあるような…もしかして…!
「シンタローさん?」
「ふぁい⁉︎あ…そうでしゅけど…」
「ふぁいって!ちょっ!噛みすぎだよ」
周りから見ると結構な不審者だろうな…僕
「あの…誰?」
「あー僕はユサ。メカクシ団のNo.4だよ!よろしくねシンタロー」
「俺の名前知ってんだな」
「昨日カノたちから聞いたからね」