陽の巫女
□第一章
2ページ/4ページ
《全く、世界中を旅するのか?》
『そうだよ〜!
この世界は初めてだしね!』
《初めてじゃなきゃ困るんだがな…》
In バルバット
回って数分後。
『理想郷に帰りたい』
《早っ!?》
アヤカは、ネックレス…ソロモンに向かって話しかける。
グルッと一周見渡し
『ソロモンが統制する理想郷の方が綺麗』
《そ、そうか…//》
『だって!
飢えに苦しむ民とか、変な通貨とか!』
ちなみに、周囲にはソロモンの声は聞こえないため、アヤカは一人で叫んでいるようにしか見えない。
そのため、変な目で見られるはずなのだが彼女の容姿のおかげかそれはない。
《とりあえず、もう少し見てみろよ…》
『ソロモンがそう言うなら…』
イチャイチャ中の彼女らだが、この場でやるでない。というか、ソグフッ
《さぁ行くぞ》
『乗り気だね?』