短編

□デート(垣根/甘)
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『わぁあ〜!
凄いよ、帝督!!
お魚さんいっぱい!!』

あれから、ゲーセンで大きなクマのぬいぐるみを取ってもらった私たちはぬいぐるみを抱え、第13学区テーマパークの地下エリアの水族館へ来ていた

「まるで子供だな」

『む、子供で悪かったですね〜』

クスクスと笑う帝督に怒りながら言う
でもそんな笑う姿に見とれちゃったりしてる私がいるわけで…

『なんか…悔しい…』

「何が悔しいんだ?」

聞こえていたのか、私に質問してくる帝督

『べ、べつに何でもないよ!!』

「そうか?」

『そうだよ!』

不適に不振がる彼に少しときめいた私は、なんだか悔しくて…

チュッ

「っ…!?」

『私ばかりドキドキして、なんだか悔しいんだもん』

そう、私は帝督に向かってはにかんだ


(お持ち帰り決定な)
《ええっ!?》



***不思議なend
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