少女の成長日記
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声が聞こえ目をあけると
みんな顔を覗き込むようにして見ていた
「…おはようさん」
目をこすると
いろんなところから(2人)から
「可愛い!/かーいー!」と声が聞こえた
「おはよう茜ちゃん」
「あ!要お兄ちゃん!ごめんなさい!」
降りようとするものの体が抑えられてるせいで
降りることが出来ない
「要お兄ちゃん…離して」
「ん〜?おわびにちゅーしてくれたらいいよ?」
まさかのちゅーだと!
でもまあ…減るもんじゃないし…
「要兄!!!」
「冗談だよ〜ごめんね茜ちゃ≪ちゅ≫ん?」
言葉を遮るように頬にちゅーすれば
要お兄ちゃんは驚いた顔をしてこっちを見た
「「「茜ちゃん!!」」」
「ん?したから離してー?」
「え、あ、うん」
要お兄ちゃんに離してもらうと
みんなの間を通ってテーブルに向かった
ソファーのところには不意を打たれた要お兄ちゃん
と顔を赤くしたお兄ちゃん、お姉ちゃんたちがいたとか。
そしてテーブルで仲良くお茶を飲む祈織くんと茜がいたとか。
*