星のカービィ 短編

□それは星の戦士?
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私はルチカ。少し前にここ、ププビレッジに引っ越してきました。
ププビレッジは私が前に住んでいた場所とは違ってとてものどかな村です。
私の住んでいた町は都会で、あんまり緑が豊かなとこじゃなかったし、羊や牛みたいな家畜を育ててる人は誰もいなかった。
それとは逆にここには草原があって、火山や海もある。羊を実際にみたのはここが初めてだったくらいだ。









でもこの村、うるさい時は前住んでた場所よりもずっとうるさいです。その原因はデデデ大王が、
カービィというのを倒そうとして、いつも返り討ちにされるから。
私はカービィをまだ見たことない。村のキャピィ族さん達にどんな人なのか訊いてみると、
大人の人達からはピンクの悪魔だとか、悪い印象の話が、子供達にからはヒーローだとか好印象のいい話を聞いた。
そのせいで、全くカービィのイメージがわからない。






メタナイトさんに効いてみると、カービィは悪者と戦う星の戦士らしくて、
ちょっとした事故で成長が止まってしまって本来は喋れるのに、そのせいで赤ちゃんぐらいのことしか普段はしないらしい。
でもちゃんと星の戦士の本能で、ピンチの時は皆を助けてくれるんだって言ってたな。















だから今日はそのカービィを探しにスイカ畑にきました。
カービィは食いしん坊で食べれるものは何でも吸い込んじゃうらしいから、いたらすぐわかるとおもうんだけどな〜。



















「いないな〜。…うーん、もうちょっと大きいスイカがないとこないのかなぁ?」
















まだ10分しか経ってないけど、自分から探しにいった方がいいのかな??
そんなことを考えていると、辺りを飛んでいた黄色い鳥が話しかけてきました。






















「ん?見かけない顔だな。そんなとこで何やってんだ?」













「カービィっていう人を探してるんですけど、どこにいるか知ってます?」
















「カービィ?アイツなら今まだオネムだぜ。カービィになんか用があるのか?」



















カービィの知り合い?なのかはわからないけど、結構親切な鳥さんだ。
飛びながら制止するって結構大変そうだな〜。…って、違う違う。



















「寝ててもいいんで会いに行きたいんですけど、どこにいますかー?」


















「この先の丘の、一軒家がある隣の大きな木の上で寝てるぜ。」









































…カービィって人じゃないのかな??
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