タイトル未定

□第1章 第5話 疑問
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初任務の日から、いつの間にか2週間が過ぎた。
この2週間の間に私が行った任務は24件。
1日に何件もの任務を掛け持ちすることが当たり前のようになっていた。
そしてその任務の内容も大変なものだ。
ほとんどが初任務のときのような"残党狩り"や、戦争の手助け。

『名前には、名前の事情なりに自分合うメンバーを見つけてもらう。
基本、3人組(スリーマンセル)で決めてくれ。
そのために、共に任務に行く2人をまずは既存のチームで週ごとに変える』

ペインが言ったように、私が行う任務のパートナーたちは1週間ごとに変わっていった。
最初はイタチと鬼鮫での3人組。
次は角都と飛段での3人組。
この2チームでは最初の数日は無事任務を終えることができたが、最終的には私が暴走してしまった。
あの4人曰く、私の力は日に日に強くなっているそうで色々と大変らしい。

こんな形でみんなに迷惑をかけるから暁を脱退したいとペインに話を持ちかけたが、お前が必要だと言われ、それ以上は何も言えなかった。
今まで誰かに必要だと言われたことがなかった私には、その言葉がとても嬉しかった。
そのためにも最小限暁に迷惑をかけないよう、自分に合った3人組を見つけることが今の私にできることだ。

そして3週間目の今日からは、デイダラとサソリの2人と任務を行う。
話によればこの2人は"芸術コンビ"らしい。
その言葉の意味を私はいまいち理解できなかったが、特に問題はないだろう。
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