双子の絆と仲間の絆

□第七話
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学校が終わって渚は家に帰った。

「今日のみーちゃん可愛かったな…!」

と渚は自分の部屋のベッドにダイブした。

すると

「渚、お友達が来てるわよ。」

と母に呼ばれた。

「誰〜?」

「さぁ?女の子だけど。」

「?」

誰だろうと渚は玄関に行った。

そこにいたのは

「みーちゃん!?」

「ハァッハァッ」

珍しく息を乱した岬がそこにいた。

「どうしたの?」

岬にかけよると

ガシッ

と肩をつかまれた。

「お兄ちゃん!」

「?」

「お兄…。五月、いない!?」

真剣な顔で聞いてくる岬に

「いないよ。」

と答えると

「…っ!」

岬は今にも泣き出しそうな顔をした。

「どうしよう…、葉月…。五月が…お兄ちゃんが…いなくなっちゃったの…!」

「ど、どういうこと?」

「理由はあとで話すから!七瀬さんと橘さんに連絡いれてほしいの!」

「わ、わかった!」

渚は遙と真琴に電話をし、遙の家に集まるということになった。

「はるちゃんの家に集まるから!行こう!」

渚は岬の手を引っぱって駅へと急いだ。
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