暗い暗い
真っ暗な部屋

「嫌だ・・・早く、出たい」

俺はあいつに会いたい
今すぐ会いたい

「えおえお・・・会いたい」








「ぐっ・・・っ」

囚われの俺は看守や色んな奴に暴力を振るわれる

「っ・・・」

叫んでも誰も助けてくれない
なら、声を出すだけ無駄
辛いけどあいつに会うために俺は生きる

「いっ・・・カハッ」

鞭で打たれ、殴られ
また、暗い部屋に入れられる
すると看守が手紙を入れてきた

「お前宛だ」
「・・・」

手紙には、『お前に会いたい』と言う事だけ書いていた

「えおえお・・・あいつ」

目頭が熱くなる
しばらく会えなかったえおえおに会える









「裏切ったな!!おい!!何とか言えよ!!!」

言われた通りあいつは来た
俺の大好き『だった』やつを連れて

「裏切ってはいない。どうせお前も死ぬ」

あいつは死んだ
俺のせいらしい
分かんねぇ
分かんねぇよ

考えてる間にその剣は振り降ろされる

「・・・大好きだったぜ」








『あろまへ
囚われたって本当か!?
お前無実だろ!?
待ってろ、助けに行くからな


お前に会いたい
えおえおより』

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