ーブックBLーε(ε*`^´)э

□告白の答え
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「ごめん、急に
俺、凛の事が好きだ、
男にこんな事言われてもキモイけど気持ちだけは伝えたかったんだ」

ーーーーーー

3日前に祐也に言われたセリフだ

それ以来、祐也とは話してない

たぶん、あっちに避けられてる

ずっと友達だったし信頼してた、驚いたけど男に告白されたのに不思議と嫌じゃなかった

それよりも今、祐也に避けられてる事の方がツライ。

俺は祐也をそんな風に見たことはなかったと思うけど、

「はぁー」

「凛ーなにため息ついてんだよー」

「んー、悩み事ー」

「なんだ、告白でもされたのか?w」

「うっ、なんでわかんだよ、、」

「え、まじでか誰にっ?」

「言えない、
ねえ、もし仲良しの子に告白されたらお前はどうする?」

「俺かー、俺だったら相手が本気なら、真剣に考えて決めるなー」

「真剣にか、」

「そ、そんで、決まった答えを相手にも真剣考えた事も伝えてあげたらいんじゃないか?」

「そっか、わかった
ありがとうっ」

「祐也も凛も手がかかるなー」



俺は、祐也の事をそういう目で見たことはないけど告白してくれた時嫌じゃなかった、

俺はまだ、祐也の事を好きなのかはわからない

でも、避けられてとても辛かった

俺は祐也と離れるのは嫌だ

「祐也っ、俺祐也と離れるのは嫌だっ」

「え、」

「俺、祐也の事好きなのかわかんないけど
でも、離れるのはヤダっ」

言ってるうちに涙が止まらなくなって

「お、おれ、真剣に考えて、でもっ、よくわかんなくて、離れるのは嫌でッ、おれ、祐也の事っ」

ふわっ
急に周りが暗くなって暖かいのに包まれた。

「ごめん、俺が困らせてんのに気持ち悪がられるのが怖くて避けてごめん、
凛が悩んでるのに自分守るのに必死になって追い詰めてごめん」

「祐也・・・・」

「俺は凛が好きだ
凛はまだわかってなくても真剣に考えてくれて本当に嬉しかった
男同士で困る事もたくさんあると思う、それでももし良かったら

俺と付き合ってくれないか?」

「・・・うんっ」

「ありがとう
これから、よろしくな」

「・・うん、よろしく」





ーーーーーー



俺はこうして祐也と付き合いはじめた

最初は好きなのかわかんなかったけど、今はちゃんとわかった

「俺、祐也の事好きだ」

「んなっ///急になんだよ」

「別にー♪」

今じゃ立場逆転してる

祐也はいがいと、照れ屋だった事
も発見したしね、

この関係がこれからも続けばいいな、、
 

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