ーブックBLーε(ε*`^´)э

□ツンデレのデレた時の威力
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「秋良っ(アキラ)愛してるよーっ♡」

「うるさい」

俺、涼介(リョウスケ)はこのツンデレな秋良ちゃんと絶賛お付き合い中ですっ♡

「秋良ーたまにはデレてみてよーっ」
秋良はツンデレ?なので、俺がどんなに愛を呟いても

「そんなの嫌に決まってんだろ」
こんな感じでいつも照れて言ってくれない、、

そこで俺は考えたっっ

「で、なにを考えたんだよ、、」

「秋良に俺を好きと言われる方法をだよっ」

「っはー、またくだらない事を…」

こいつは俺が秋良に告白するときにも相談にのってくれた親友の達也(タツヤ)だ

「くだらなくないだろーっっ
まず、作戦その1っ」

「どんな?」

「押してダメなら引いてみろ作戦っ」

「ほー、具体的には?」

「今までは、俺が好き好き言ってただろ?
だから、それを一切言わなくするんだっ」

「ふーん」

「そうすれば不安になって言ってくれるかもっ♡」

「おー、がんばれー」

「おうっ」



ーーーーーーーー

作戦から一週間

「秋良ー、、なんか不安になったりしてない?」

「別に」

「俺に変化とかない?」

「……髪?」

「切ってないからっ
もっとわかりやすいところ
言動でさ、なんかないっ?」

「……しらん
今、漫画いーところだから後で」


ーーーーー

「達也ーーっ
全然だめだ、気づいてさえ貰えない…泣」

「あー、そー」

「達也っ聞いてる?」

「待って、今いーところ」

「達也もかよっ、
もーなんだよー
いーよ、次の作戦いくからっ」

「次?次もあんのかよ」

「もちろんっ
その2っヤキモチをやかせよう大作戦っ」

「頑張れー」

「他人事じゃないわっ
達也にも協力してもらうかんなっ」

「やだよ」

「即答すんなやっ
まだ、なんもいってないだろっ」

「どーせ、俺といっぱい話してヤキモチやかせるとかだろ?」

「ふっふっふ、甘いな
ほぼ当たってるけど、ただ話すだけじゃない」

「は?」

「今まで秋良に言ってた、愛を達也に言うんだっ」

「なおさらやだわ」

「いーじゃんかー
どーせ、彼女いないんだろ?」

「うるせーな、
それとこれとは別だろ」

「お願いしますっ
今度、焼肉おごるからー」

「・・・デザートもつけろよ」

「よっしゃぁーーーっ」



ーーーーーー

「達也、愛してる♡ 」

「…俺も、」

「「「…えっ」」」
↑クラスメイト
「おいっ、秋良はどうしたんだよっ」
「浮気かー?」
「秋良は知ってんのかー」
「達也と付き合ってるのっ?」


「付き合ってないけど、達也とは
愛し合ってるんだ♡」

秋良の反応は?

「・・・・」
本読んでやがるっ

ここまでしても気にしないのかよ、

「秋良ーっ、涼介と別れたのかー?」

「?まだ、別れてないよ」

まだ、って、、

「これから別れんのか?」

「おれは「嫌だっ俺は秋良と別れないっ半泣き」

「達也は?」

「ただの友達だよーーーっ」

「ふーん」

「秋良ー、本当に俺の事好き?」

「さあね、どう思う?」

「う、好き、な、はず?」

「残念、はずれ」

「えっ、」

「大好き、愛してる」

「なっ///」

「俺にヤキモチやかせたかったんでしょ?」

「なんで、知って、」

「涼介の事はなんでも知ってるから
なにやったってお見通しだよ?」

「うぅ、愛してる秋良ーっ」

「知ってる
涼介はそれでいーの」

「そうだねっ、ごめん秋良ー♡」

「うん」



「たんに尻に敷かれてるだけじゃねーか、」
達也のつぶやきに
「「「本当だよー」」」
同調するクラスメイトたち



「秋良、愛してる♡」

「うるさい」

また、いつもの日時が始まった

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