銀魂/dream
□依頼
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いつも通りの万事屋。
「銀さん。大変です」
通帳を見て青ざめていく新八。
「んあ?大変って何が」
新八はおそるおそる通帳に書いてある残高はすでに底をついているということを伝えた。
「……はァ!?たったワンコインもねーの?」
「……無いです。たったワンコインも無いですどうしましょう!?銀さん!依頼が来ないと…」
「モグモグ)もう食っていけないアル!私死んじゃうヨ!」
「つーか神楽ちゃん?君何食べてんの……?」
「炊飯器のご飯アル」
炊飯器の中身は既に神楽の胃袋へと流され、今度こそ食べるものは無くなった。
依頼でも来ないと餓死決定。
ピンポーン
そこに一つの呼び鈴が鳴った。
「依頼アルか!?新八出るヨロシ」
ガラララ
「はーい」
そこに現れたのは、優しそうな雰囲気な医者と助手らしき看護師さんだった。