手を伸ばした世界
□プロローグ
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ー人生の終わりは呆気なかった。その日はたまたま、電車に乗って帰宅していた。いや、しようとしていた。
何故なら、電車がもうすぐ着くという時、誤ってホームから落ちてしまったのだ。それで運悪く電車に跳ね飛ばされ、即死。
死ぬなら安楽死が良かった。だって痛いの嫌いだし?それが無理なら刺殺とかでも良かったんだけど。
まあとにかく、俺の人生は18年で終止符を打った。
…で、ここからが本題。
なんで俺、赤ん坊になってるんでしょうか?
…どうやら、2回目の人生を歩むようで。