傍観者Aの災難
□00.始まらない。
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ーー昔からそうだった。周りには頭が良かったり、スポーツが得意といった感じの所謂マンガとかで"主人公"と呼ばれるような人が居た。逆に、得意分野はあるけど特に重要ではない人も居た。
それ以外にも、いろいろ"分類"される人。僕はそれを唯々、傍観していた。
だから、高校でもその生活が続くのかと思っていた。
ーこの時までは。
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ｶｽﾀﾏｲｽﾞ
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