手を伸ばした世界

□01.生まれ落ちたところは別世界
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そしてあっという間に年月は過ぎ、現在烏野高校、1年生。(空いている期間とかはまた番外編とかで書くらしい)

何か変わったかといえば、バレーを始めたことと、友達が増えたことくらいだった。


「ガッキーどうしたの?おーい?」
「…この様子だと聞こえてないんじゃない?」

「…ちゃんと聞こえてるから、山口 、月島」

山口忠と月島蛍。この2人は、小学校時代からの友達だ。山口はいじめっ子達を止めた(脅した?)一週間後の時くらいから。
月島は山口の紹介から。その時に噂のツッキーッてこいつかって思ったらビンゴだった。


てな訳で、それ以来こうやって一緒に登下校を共にしている。


「なら早く行こうよ、部活」
「なんだかんだでツッキー中学とかの時、部活が来るまでそわそわしてるよね!」
「月島まさかのツンデレ?」
「あ、ガッキーもそう思う!?」
「うるさい山口、荒垣」



そうやって話しているとあっという間に烏野高校、第二体育館の前へと着いた。

さて、どんな先輩が居るのやら。
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