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□clap log 131〜140
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愛情深いコラソンとドフラミンゴ





コラソン
「ロー、晩飯出来た…っアチイィーッ! ああっ、皿引っくり返しちまった」



ロー
「コラさん! 大丈夫かよ。だからおれが運ぶって」



コラソン
「いや、お前に食わせる物は全部おれが用意してやりたいんだ」



ロー
「コラさん…」



コラソン
「ロー…。残り少なくなっちまったが、あったかいうちに早く食おうぜ…ブハッ、アッチーッ!」



ロー
「ぎゃっ、おれに飛ばすなよ」



コラソン
「す、すまねェ…。熱いの苦手なんだ」



ロー
「熱いの持てねェし食えねェなら、おれ別に冷たいものでもいいのに」



コラソン
「駄目だ。おれの大事なローの身体が冷えちまう」



ロー
「コラさん…。朝飯も昼飯も晩飯もほとんど引っくり返して零すし噴き出すし…。おれ…おれ…」



コラソン
「泣くなロー。明日の朝飯は巧く運ぶから!」







ドフラミンゴ
『どうした、ロー? お前から連絡とは珍しいじゃねェか』



ロー
「ドフィ…助けて…」



ドフラミンゴ
『はっ!? ちょっ、お前、どうした? 今どこだ?』



ロー
「コラさんの家」



ドフラミンゴ
『すぐ行く!』



ロー
「飯…持ってきてくれ…」



ドフラミンゴ
『………は?』



ロー
「腹減った…」



ドフラミンゴ
『はあああァ!?』










事情を聞いた若様はその後、毎日あたたかいご飯を届けましたとさ
 
 
 
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