clap log
□clap log 91〜100
2ﾍﾟｰｼﾞ/10ﾍﾟｰｼﾞ
名は体を表す
ロー
「小麦粉ってのはパンの元となるやつだろ？ そんなのが大量に入ってる料理なんか食いたくねェ」
シャチ
「まーまーまー。船長、これはパンとは全然違いますから！ 一緒に作って食べましょうよ！」
ペンギン
「そうですよ！ たまにはいいじゃないですか」
ベポ
「お願い、キャプテン」
ロー
「そこまで言うなら…。お前ら、好きに作ればいいだろ？」
シャチ
「一緒に作るから楽しいんじゃないですかー！」
ペンギン
「折角大きな鉄板も用意したんですから」
ベポ
「キャプテンの好きなおかず、全部用意したんだよ？」
ロー
「解った！ 解ったから纏わりつくな！」
シャチ
「ってことで、おれは肉じゃがと、レバニラ炒めと鯖の塩焼き」
ペンギン
「冷奴と焼きナスと鮎の塩焼き」
ベポ
「おれ、アザラシ〜」
ペンギン＆シャチ
「ダメーっ！」
ベポ
「えー…、じゃあポテトグラタンとマグロと肉でいいよ」
ロー
「だし巻き玉子と鮭と味噌汁、その他色々………おい…、本当にこれを全部混ぜて焼くつもりか？」
シャチ
「だって、好きな具を入れて焼くみたいッスよ？」
ペンギン
「火が通れば大丈夫でしょう。ひとつひとつは美味いですし」
ベポ
「キャプテン、おれ早く食べたいな」
ロー
「………ああ…」
───間───
ロー
「換気しろっ！ 換気っ！！！」
シャチ
「おえ…っ、はく、吐くー…」
ペンギン
「小麦粉とキャベツの量を間違えましたかね？」
ベポ
「お好み焼きって奥が深いね！」
ロー
「絶対に好きな具を好きなだけ入れて焼く料理じゃねェと思う」
カレーにチンジャオロースを入れられたことあったなー(←美味しかったけど)