黒と青の絆
□Ride:1 運命の出会いと過去
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〜〜〜〜世界のカードファイト人口数を越え、
人々の生活の一部として当たり前の様になっていた。
カードファイト!ヴァンガード、
大人から子供まで誰もが楽しめるカードゲームだ
そのヴァンガードが人気な今の世界…
ヴァンガードの組織FF(フーファイター)では、
何百人ものファイターがファイトしており、
そのうちの一人の少女がファイトをしている。
『リアンがブーストした断罪の騎士ボールスでアタック、ボールスのスキル、カウンターブラスト@でパワー+3000!』
Power:13000→20000
「ノーガードっ…!」
『ドライブトリガーファーストチェック、セカンドチェック…
ゲット、クリティカルトリガー!
パワーはギャラティン、クリティカルはボールスへ!』
Power:20000
☆:1→2
沈黙の騎士ギャラティン
Power:10000→15000
「ダメージトリガーチェック… トリガー無し。
負けました、ミユキ様…」
『まだまだ精進が必要みたいね…
さっきのデーモンイーター、メガブラストを使えば私の場のユニットを
退却させる事は出来た筈…。』
何故しなかった?と問う少女、藤堂ミユキにファイターの男はすいません…
と言うと、『スキルの発動の為のソウル枚とダメージ数くらい確認なさい…』とその場を去る。
コツコツ…とヒールを鳴らして歩いてると
見慣れた青年が歩いて来るのが見えた。
『お疲れ様です、レン様。
何処かへお出かけですか?』
レンと呼ばれた青年雀ヶ森レンはフーファイターの総帥である
「いえ、部屋に戻るだけです。
今日もいいファイトでしたよ?」
ニコリと笑みを向けるレンに、『恐れ入ります…』と返す
「ミユキ… 最近の監督はどうです? 」
『はい、テツやアサカ、キョウと指導をしていますが…
特にこれと言っては何も…』
「そうですか…
ミユキ、後でテツ達を部屋へ呼んで下さい。
わかりましたね?」
『はい、レン様!』
ミユキが微笑み返事をすると、
レンは自失に戻る道を歩いて行く。
『さてと、テツ達を予備に行かないとね… 』
それだけ言うとミユキは先程までいた
ファイト場へと戻って行く。
〜〜〜〜〜〜
『テツ、アサカ、キョウ、レン様がお呼びよ!
いらっしゃい!』