黒と青の絆

□Ride:3 AL4 VS Q4
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2戦の試合が終わり昼休憩になった為、
AL4の面々はレストランに入るとチームQ4を見つけた。

「チームジェラシックアーミーとQ4が1勝1敗…

決勝に進む為には次の試合勝つしか無いです…。」


「フハハハ、笑わせてくれるぜお前等!」


「本当、私達に勝つなんてマジ?」

アイチが強気になって言った言葉はキョウとアサカにあざ笑われてしまった。


「初出場の分際で俺達AL4に勝つだと?

寝ぼけた事言ってんじゃねぇぞ!」


「で、でも勝負はやって見なくちゃ…」

「黙れ雑〜魚!!」


「て、てめぇ…!」


「雑魚同士つるんでな雑魚川。」


『やめなさい、キョウ…
こんな奴相手にする必要無いわ。』


「あぁ…ワリィ、ミユキ」

「キョウ、ミユキ様でしょ!?」

森川とキョウの言い争いをミユキが止めると

アサカがキョウにミユキの呼び方で怒っている…


「テツ、レンは何処だ…」

「前にも言った筈だ、あの方は予選にはお出にならない」

「予選程度でレン様のお手を煩わすまでも無いわ、
ミユキ様と私達だけで十分…」


「そんなにレンを気にするのは昔同じチームだったからか?」


「!?櫂君がレンさんと同じチーム…!」

「…………」

キョウの言葉にアイチは驚くが櫂は平然としている

「フン、レン、レン、レン… 何処がいいんだ、
あんな奴」


「キョウ、レン様と言いなさい。
私達のリーダーよ、ミユキ様もおっしゃってたじゃない。」


「うるせぇアサカ、俺様の勝手だ!

レンしか見てねぇその目気にくわねぇ、俺様がお前を叩き潰してやる」


キョウの言葉に眉を動かさない櫂…

「聞いてるぜ、お前とレンの実力は互角だってな。

そのお前を倒せば俺様はレンより強いって事になる、

AL4のトップに立てるんだ!

実力のあるやつが上に立つべきなんだよ」


『キョウ!いい加減になさい!

…失礼したわ、チームメイトの言動については私から謝ります、ごめんなさい…。』

ミユキが頭を下げると櫂はもちろん、一同は言葉を失った。


「そ、そんな、顔を上げて下さい


「キョウ、ミユキ様に謝らせるなんて…なんて無礼な事を…!」


『ただ…これは言わせて頂くわ。

今の貴方達の実力で倒せるほど私達は甘くない、

私達が負けることは無いのそれだけよ…

行きましょう』
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