黒と青の絆

□Ride:1 運命の出会いと過去
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名前を呼ばれた三人はミユキについて歩く。


「ミユキ様、レン様のお話とは
一体、何でしょうか…?」
鳴海アサカが尋ねる

『多分、全国大会の 事じゃないかしら?

ね、テツ、キョウ? 』


「「そうですね。」」


「ミユキ様、今日のファイトも流石でしたわ!」

アサカがそう言うとミユキは嬉しそうに笑った。

『フフッ…ありがとう。

でも貴女達のファイトもよかったわよ?』


楽しそうに談笑していると
レンの部屋の前まできていた



『レン様、入りますよ…?』


「どうぞ」

失礼しますと言い、部屋に入ると椅子に座り
外を見ているレンが居た。

『レン様、お話の前にこちらの書類にサインをお願いします。』


「…これでいいですか?」

『はい、ありがとうございます!』



「さてと、本題に入りましょう…

地区大会も終わり全国大会も近い、

フーファイターの名に恥じないファイトをして下さい。

そして、テツ」

「はい、レン様。」


「予選、本選は君とミユキが交代で出て下さい…。」


レンが言った言葉にテツとミユキは驚いた

『レン様、私はそのことはお聞きしていませんでしたが…

テツと交互に出るんですか?』


「そうです、頼みましたよ?」


「『はい、レン様』」


用件を伝えたレンは「少し出て来る」と言い、

自室を後にする。


「レンの奴、何考えてんだろうな?

テツとミユキを交互に出せなんて…」


『キョウ、レン様と言いなさいな…

私達のリーダーなのよ?

それに私とテツを交互に出すと言われたのはレン様も何かお考えがあるのよ… 』


「へいへい…;じゃあ、俺達は戻るからな!」


一礼をして戻る3人を見て小さく「頑張って…」と呟くミユキだった…。


『そういえば…レン様から頼まれてた物買わないと…』

出掛けようと思い、入口へと向かう。



〜〜〜〜〜〜

街に出掛けたミユキは目当ての物を見つけ、帰ろうとした…が

よく知る店が目に入る、


『カードショップPSY…

久しぶりね…

少しだけなら大丈夫かな?』


迷いながらも店内へ入るとオレンジ色の髪の女の子が出迎えてくれた。


「いらっしゃいませ〜!
ってミユキじゃん!!

どうしたの急に? 」


『ちょっと近くに用が有ったから通り縋りにね…?
今日スイコとコーリンは居ない? 』
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