時神の三角形

□第7章
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下に着くと既に皆集合していた。
「どうやら私たちが最後みたいネ」
「いつも通りね」
鬽衣と京子が言い合う。
「あぁ、来ましたね。では、これからどうするかを決めましょうか」
Mr.Forestが切り出す。
「黎明さんに聞いたところによると、今ここでは『降星祭』という祭りをやっているそうです。先祖を祀るものなのだそうですが、何でも1年で一番大きなお祭りだとか。いい時期に来たね、と言われました」
「へぇ。どんなことするんだろう」
相変わらず冷めている『修道士』と対照的に、
「楽しそうですね!行ってみたいです!」
『超能力者(エスパー)』は子供らしくはしゃいでいる。
他の者も興味を覚えたようで、『超能力者(エスパー)』の意向に沿って『降星祭』へ行くことが決まった。
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