DREAM

□すっぱいとあまい
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最近付き合い始めた同じクラスの二口くん。

付き合うようになってから、二口くんの部活が終わってから一緒に帰ってくれる。




「おいしい?」

「おー」


二口くんの好物――すっぱいグミ
それを食べながら二口くんは
たわいもない私の話に相槌を打ちながら聞いてくれたり、部活での出来事を話してくれたりする。



でも酸っぱいのが苦手な私は、グミを美味しそうに食べる二口くんはすごいと思う。





「名字、どうした?」

まじまじと見すぎてたらしく、二口くんが不思議そうに聞いてきた。


「あ、なんかさ、
私酸っぱいのが苦手だから二口くん凄いなーって」

思ってたことをそのまま言うと二口くんは、そんなことかと笑った。

「酸っぱい後に甘いのがいいーみたいな」

二口くんはグミの話をしながら、また一つそれを口に運んだ。





「そうなんだ、
おいしそうだね。」


そう言うと二口くんは、あー、とか、えっと、とか何か言いよどんでいる。




「どうし…っ」



どうしたの、そう声を掛けようとしたけど




突然立ち止まった二口くんに腕を引かれて、




キスを、された。




恥ずかしながら半開きだった私の口内には、甘いような酸っぱいような温かいものが入ってくる。



それからしばらくして、二人の影が離れる。






「え、あの……えっと………」


やっと現状を理解し始めた私はフリーズ寸前で。




「甘いだろ」


私と同じくらい顔が真っ赤な二口くんがふてくされたように言う。





私の口の中には、甘いぶどう味のグミがあった。



ぎこちなく頷くと、二口くんに思いきり手を引っ張られる。












お互い何も話さなかったけど、そんな沈黙を心地よかった。
















すっぱいグミの正体は―――――



(ありがと。………堅治くん)
(お、おお。)
(…ふふ)
(早く帰んぞ、…名前)
(うん。)

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お初でしたー(笑)

ズタボロですいません(^_^;)

ありがとうございました!
 

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