お祝い!

□節分2016
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雷鳴「鬼はー外ー!」

飛由「いってえ!
何しやがる!」


雷鳴「何って今日節分だからよ、悪いもの追っ払ってんだろ
ほれほれ、逃げろ逃げろー」


飛由「お前も食らえ…!」

雷鳴「い、いってえ!
容赦ねえ!」


ギャーギャー!


どうも、優木です

今日は節分、今年も賑やかに仲間達が豆を投げてます

水護「さあ、煉暖もどうぞ」

煉暖「わーい♪
何処に投げるの?」


水護「厄を払う為に悪い人に投げるんですよ
雷牙とか」


雷牙「何でオレなんだよ!?」

煉暖「えーい」

雷牙「いってえっ!」

騒がしいのは今に始まったことじゃないけれど、今日という日は特別騒がしい

朝日「マスター、上手く揚がりましたよ」

「流石朝日
じゃあこっち手伝って」

朝日「はい♪」

こっちは晩御飯の準備をしながらその様子をBGMに笑っていた

紅牙「下僕、おかわりはないのか」

「紅牙何処に投げたの?」

紅牙「ん?食うものじゃないのか?」

「食べたのか
いや、まあいいけど」

去年投げつけられていた側とは思えない発言に苦笑

食べる様に取っておいた豆を渡して、紅牙にはキッチンを去ってもらった

砂塵「主ー、今日の晩飯は肉ないのー?」

「今日は流石にないな」

砂塵「えー、肉巻こうぜ主ー」

「ははは…」

爆羅「さっかなっさっかなっ♪」

魚が好きらしい爆羅と肉が好きな砂塵

軽く喧嘩が起こりそうだなと思ったけれど、それは杞憂に終わりそうだ
砂塵は少し納得いかない様な顔をしていたけれど、魚も嫌いな訳ではないらしい

爆羅「オレっちサーモンがいい!」

「はいはい、後でね」

朝日「お兄ちゃんはつまみ食いしない!」

月光「げ、バレたか」

揚げたばかりのエビに手を出そうとしてた月光の手を朝日が払いのけ、砂塵が皆のところへ月光を連行していった

優志「もう疲れた」

「あはは…
お疲れ優にい」

優志「全くいつまで騒いでいるんだ
そろそろ豆に足を取られて転ぶぞ」


絆「いったぁ!」

優志「…ほらな」

「絆…」

絶妙なタイミングで転んだ絆を助け起こしに行く

恵方巻はもうすぐ完成するというのに先に片付けをしなければいけないな、苦笑いを溢した

翡翠「いただきまーす」

焔駆「ふふ、豆撒き楽しかったぁ♪」

「焔駆も随分楽しそうに投げてたな」

焔駆「普段こんな食べ物を粗末にする様なこと出来ないからねー」

紅牙「食べている俺様にまで投げることないだろう」

焔駆「こうりんずっと食べててつまんなかったから」

翡翠「ひょへんははへらへはふらっははらへえ(去年は投げられ役だったからねえ)」

「口にものを入れたまま喋らないの」

翡翠「はーい」

爆羅「うんめえ」

飛由「今年は思いっきり喋ってるけどいいのか」

「どうせ無理だからね(笑)」


今年も何だかんだ無事に旅が出来ます様に
何だかんだ、去年より大変なことになっている気もするけれど、きっと気のせいだ

楽しければ良かろうなのだ



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