□背中合わせ
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―背中合わせ―




背中合わせにお前と座る。

そうする事で、俺の胸が高鳴る。

嫌でも、好きだって思い知らされる。

お前を好きになっては駄目だと、頭では分かっているつもりなのだが、どうしてもこの気持ちを制御できないのが現状だ。

目で耳で、全てでお前を追ってしまうんだ。

でも、この気持ちを忘れないと、お前は大変な目に合うんだろ?

俺の感情をお前にまで押し付けるつもりは無い。

だけど、もう少しだけ…
この背中を独占させてくれよ…




...龍太郎...

 

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