hunter×hunter短編集
□ゴン×ヒソカ×ゴン
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○月×日△曜日。
俺はハンター試験に挑んだ。
そんなとき、ヒソカのナンバープレートを取れとくじ引きで決まってしまった4次試験。
俺にとっては絶望だし、でも、とらないとハンター試験に合格できない。それどころか父さんに会えない。
そんなことを思いながらヒソカの尾行を続ける。
「青い果実は好きだねぇ…。」
……気持ち悪い。
ヒソカってなんであんなに気持ち悪いんだろう。
不気味だし。
「あっ。」
ヒソカが自分のターゲットを見つけて一目散に走り行く。
慌てて俺も追いかけるがとてもじゃないけど間に合わない。
どうする?
どうする?
どうする??
「このままじゃ、練習したのに全部水の泡になっちゃうよ!」
森の中をひたすら走ると、ハンゾーが木にぶら下がってた。
「よお、ゴン。良かったらオレの忍術を教えてやろう。」
「今はそれどころじゃないの!」
「まぁ、待ちな。ヒソカの野郎もすぐに捕まえられる取って置きの必殺技だ。」
「必殺技…?」