眠る光

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ルーシィ連れて行かれちゃった…いや、着いて行った?



あのネズミの足に引っ付いて行ったルーシィ。

でもルーシィなら倒せるって。

強いんだもん、ハートが。







残された私とナツ。

相手は犬さんと眉太さん。






どっちに行こうかって悩んでいるとナツは眉太さんに攻撃したから必然的に私は犬さんと。


……人、なのかな?

完璧動物に見えるんだけど体は人なんだよね…。






「おおーん、相手は女かよ」



でも可愛いっちゃ可愛いーな、なんて言っている犬さんを放置して私は屈伸をする。

犬さんだからって舐めちゃいけないよねぇ…うん。





ジャキン、と爪を伸ばしてドヤ顔な犬さん。




「麻痺爪メガクラゲ!!!」





…く、クラゲ?

…名前のセンスを疑ってもいいのかな?





「この爪にはある秘密が隠されている」


『麻痺、するんですか?』


「なぜ分かった!!?」




…バリバリ技名に入っていますよ、という注意を呑み込んで苦笑いをした。

この人底知らないおバカさんだ。
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