仮面の下の笑顔

□5th.
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本日も…絶賛ホスト部営業中


今日の衣装は着物

桜の宴の時に来たのは袴っぽかったからこっちはまた新鮮なんだろうな






と言っても僕はまだ部室には行ってない

外で日向ぼっこ、してたんだ







それで結構遅刻してるけれどもうそろそろ行こうかなって動き出したら校門あたりで女の子がいた



見かけないから、転校生?とか思って









『……どうしたんですか?』





少し声をかけてみると彼女はふるっ、と肩を揺らしてこちらを見た

その目は少し驚きを持っていた

その後は凝視してきたけど



何をしていいんだ







『何か、困りごとでも……?』




「い、いえっ///」





真っ赤にほおを染めた彼女はパタパタと学院内に入って行った





……何、風邪でも引いたのか?













『こんにちは〜…』





フラフラと正面から入って行くと目に入ったのは黒い笑みを浮かべる鏡夜先輩





鏡「遅かったじゃないか、昼寝でもしてたか?」



『あっはっは…………はい』





すぐ着替えてきます、と逃げれば後ろからはぁ、とため息が聞こえた


もう、ワザとらしすぎて何か痛い











ていうか着物って……動き辛いんだって
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