虹百合姫

□その一
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「おい」


『……ん〜』


「オイっつってんだろ!いい加減起きろ!!」



『…ぇ、……う、うわあっ!ふふ、ふくちょっ…!?』







騒がしい朝は毎日やってくる

私、七海梓は真選組唯一の女子として日々精神を鍛えられている


…でも、いっつも寝坊しているんだけど

眠いから仕方ないよね!!






「ったく朝くらい起きろ」


『……はい』





しゅん、と頭を下げて副長である土方さんの足元で土下座をした私はまた、睡魔に襲われる


やめろぅ!ここで睡魔はキケンだ!






「とりあえず顔あげろ」


『…で、どうしたんですか…私の部屋に来るなんて』


「いっつも来てんだろ!手間のかかるてめぇを叩き起こしに!」


『…はて、記憶が』







とてもとても、土方さんにはお世話になっています

なぜか睡魔に襲われやすい私は毎回毎回土方さんに起こしてもらいーの、バズーカ青年にバズーカ音で起こされてます


…ってバズーカ青年まだ来てないですね
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