03/26の日記

20:04
気が触れた鶯丸
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「鶯丸、ねえ鶯丸」
「何だ、大包平」

目の前で悠長に茶をすする鶯丸。
審神者の髪や衣服が若干乱れていることも気にしていないようだった。

「…俺大包平じゃないよ」

何度口にしたか分からない台詞を口にする。
すると鶯丸は顔を上げ、ああ、と審神者に近寄る

「何を言っているんだ、大包平
お前はお前だ。そうだろう?」
「違う、俺は……」

後ろ手に縛られて転がったままの審神者の顎をつかみ目を合わせる鶯丸。
目を覗き込まれ、思わず怯む審神者。

「大包平…かわいそうな大包平…」
「違う、違うんだってば…」

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