03/31の日記
16:52
ディケンズ
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先日、娘と某リサイクルショップに行った所、懐かしの映画コーナーに「嵐の三色旗」なる映画が有りました。
思わず手に取ったのですが、何と!あのディケンズの「二都物語」が原作でした!
ワンコインの気安さで、つい買っちゃいましたが、昔の映画って、本当に綺麗ですね。
俳優さんもハンサムだし美人だし、小道具に至るまで綺麗です。まあ、セットの使い回しは否めないんですが、工夫がされてて映画全盛期の力強さに、圧倒されました。
まあ、映画はそんな感じだったんですが、問題は原作ですよ。懐かしさに薄い記憶を搾り出し、ストーリーを追ったのですが、やはり映画ならではの脚色が有りました。
まあ、ディケンズの原作を作ろうとしたら、二時間弱じゃ足りませんものね。
で、見終わって、何をしたか…。そうです。原作を引っ張り出して読み出しました。
これが面白い。
昔読んだ時より、格段と面白い。
さすがディケンズ。
あの時代に、映像化を予知したかの様な情景描写!
複雑に入り組んだ人間関係。スリルと切ない男女の想い。
しかも、時代背景がフランス革命とくれば、面白く無い筈がない。
サイトのお話を書きつつ、偉大なる作家の世界に、時々逃げ込む幸福を味わっております。
因みに、娘は同じリサイクルショップで「若草物語」の本を買って、読んでおります♪これもまた、懐かしい…。
やっぱり、読書と映画鑑賞は、楽しいですね♪
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