*K 長編*

□time
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「あ゛〜〜〜〜〜、暇。」



豪華な部屋のソファーに漆黒の男が寝転がりブツブツと暇、暇、暇と呟いている。



「煩い。黙っていられんのか」



其処に嗄れた威厳のある声が響く。



「うっせぇ、ジジイ。あ゛〜〜〜〜〜、暇!なんかねぇの?ストレインでも何でも良いからさぁ」



「煩いのはお前だが?・・・そんなに暇だというなら学校にでも通ったらどうだ?」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・良いねぇ。」



考えを巡りに巡らせ良い。という結論に至った。



「・・・・・・・・・はぁ。(コレで煩いのが居なくなるな)で?どうするんだ?」



にっこりと笑う彼の王を見た瞬間に思ったことは



「(良からぬ事を考え付いたか)」



触らぬ神に祟りなし



「(関係ない関係ない関係ない)」



心の中で永遠と呟いていて漆黒の男が立ち去ったのも気が付かなかった。




 
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