*K 短編*
□貴男じゃなきゃ駄目なの・・・
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初めて体を合わせたのは確か15の時だった。
痛みと初めての快感で自分が自分で無くなるようで恐かった。
でも、貴男の体温を感じて安堵した。
一人じゃないと分かったし
好き、と言えば俺もだ、好きだ、って返ってくるのが嬉しかった。
なのに、
なんで?
なんでいなくなってしまったの?
「あ、あ、あ、あ、あ、あああぁぁぁあああああ!!?」
居なくならないっていったのに!
置いてかないって言ったのに!
一人にしないって言ったのに!
「嘘吐き!」
でも、すぐに会いに行くからね?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はい!
猿ちゃん。狂ってしまいました。
尊さんが狂うほどに好きな猿ちゃんでした。