ようこそ,こちらの東京へ!【カネキ寄り】

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私は上体を起こした。さっきまで重かった身体が少し軽くなった気もする。
…フッ,金縛り風情が。この私に勝てるとでも思っているのか?ケッ,一昨日気やがれ。

…それより

「なんなの!?今日は土曜日でしょうが!!会社も休みなのよ!?たまにはゆっくり寝ててもいいじゃないか!!誰だ!!こんな時間に目覚ましをセットした馬鹿は!!…あ,私か。それよりさっきの変な声と音は…」
「…悪かったね,変な声で。」
「ふぇ?」

…今,何か聴こえませんでしたか?お,おおおおおお男の人の声!!そ,空耳?そ,そうだよね,空耳じゃ空耳!!!おおおおおおお化けなんている筈ないでしょ,ほら,今朝だよ朝!?Good morning♪

「…よし,こういう時は二度寝じゃ二度寝…。おやすみなしゃ…「僕のことは無視か」…誰だ貴様…は……?」

再び聴こえた声に寝ようとした上体を起こし声のした方を見ると…







白髪の男の人が凄い形相でこちらを睨んでおりました…。
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