秘密と鎖
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「それではHRを始めます日直の人は号令を」
「き、起立!」
その瞬間、クラスのみんなは立つのと同時に銃やライフルを構える。
礼
渚の言った瞬間、それぞれ教卓にいるターゲットに向けて撃ち始める。
ターゲットは優々とした顔で笑いながらクラス全員の弾をよけ、出席をとる。
「氷室彩香さん」
「はい」
ターゲットが全員の名前を呼び終わる頃には私達の弾は切れ、全て教室に転がっていた。
「遅刻なし…と。素晴らしい!先生はとても嬉しいです」
ターゲット…いや、私達の先生。
見た目は黄色い巨大なタコ。
いつも笑っていて、ふざけてるのかと思ってしまうぐらいに。
「残念ですね。今日も命中弾ゼロです」
先生は独特の笑い方をした、、、