大宮妄想小説
□黒猫の日常
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最近智の嫉妬がハンパない
特に猫科との共演が分かったら妨害せんばかりの勢いだ
『いくらアイツが虎だからって大丈夫ですよ。俺に貴方がいるって事はみんな知ってるんですよ?』
「………嫌だ!それでも和の色気にあてられてアイツがムラムラしちまうかもしれねぇだろ!?」
貴方に目を付けられたらこの世界で生きていけないって事はみんなもう承知してるのに……
それでも普段男らしい智がこんな風に駄々っ子になるのが俺のせいだと思ったらちょっと嬉しいな
『智……俺は貴方だけですよ……貴方以外に抱かれるくらいなら俺は死を選びます……』
「……和……俺を置いて死ぬんじゃねぇよ……」
優しく重なる唇……やがて俺の咥内を智の舌が這い回る……これだけで俺の身体は溶けていくようだ……ガクガクと膝が震える……智の手が俺の腰を支えてくれる
『……智っ……早くっ……智が欲しいよっ……』
「んふふ……いいか?俺以外に触らせんじゃねぇぞ?」
コクコクと頷けばカチャカチャとベルトが外されて俺自身が晒される
智の手に包まれてクチュクチュと音を立てる……さっきのキスでもう大きくなっていたソレは既に爆発寸前
「和はいやらしいな……キスくらいでこんなにしてたのか?」
『ンッ……貴方だからだよっ……貴方にキスされたからっ……智っ……大好きっ……』
智の手の動きが一気に早くなり俺はあっという間に智の手の中に熱を吐き出してしまった
智の手がそのまま俺の蕾に伸びる……ズプズプと中に入ってくる……やだっ……指じゃ足りないっ……もう良いからっ……早くっ
催促するように腰を揺らせば智の指が抜き取られ……圧倒的な質量が俺の中に入ってきた
『アッ…アッ……智っ……もっと…もっとっ……』
壁に手を着いて腰を揺らす俺を激しく突き上げてくる智……もっと奥までちょうだいっ
引き寄せられた腰……身体と身体がぶつかる音……先走る智の蜜に俺の中もグチュグチュと音を立てる
荒くなる智の息遣い……もうダメっ……智っ……一緒にっ
「…クッ……和っ……イクっ……」
『アッ…智っ……俺もっ……』
二人同時に熱を吐き出して……ただ二人の荒い呼吸だけが部屋に響く
智……愛してるよ……貴方だけだから……分かったでしょ?
「……………ねぇ、翔ちゃん………早く帰って俺たちもヤろうよ♪」
「………シッ!今から収録だぞ?……つか、あの二人早く終わらせろや……楽屋入れないじゃん………」