黒バスBLイベント短編集

□黄黒【夏祭り】
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黄「おぉ〜流石、夏祭り!人が多いっスね〜」

僕と黄瀬君は近くの夏祭りに来ました

黒「そうですね」

黄「黒子っちと、はぐれそうっスね〜(笑」

「…」

黄「最初はどこに行くっスか〜?」

「…」

黄「ねぇ、黒子っち聞いてるー?」

俺は黒子っちを見る

黄「黒子っちいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!????
?????????」

隣にいた人は全く知らない人たちで俺は一人で
誰かに話しているイタイ人になっていた

黄「本当にはぐれちゃった!!!」



人が多すぎて黄瀬君を見失ってしまいました

黒「困りましたね…でも、黄瀬君ですし…きっ
と見つけれますよね」




黄「うぅー、どこ行ったんスかねぇー黒子っち…」

俺がちゃんと見てなかったから…早く見つけな
いと!

黄「黒子っちー!!黒子っちー!!どこっス
かー!!!!!!!!!??」



『黒子っちー!』



黒「ん?…黄瀬君の声が…」


呼ばれた気がしたので周りみわたす


どこにいるんっスか…黒子っち…

せっかくの夏祭りデートなのに…

一緒に来てから5分もたたずにはぐれて、探す
のにもう25分以上かかってる

黄「黒子っち…」

黒「何ですか?黄瀬君」

黄「黒子っち!!よかったぁーもう見つからない
かと思ったっスぅ〜」

黒「ふふ、黄瀬君は目立ちますから…僕が見つ
れます」

黄「…じゃ、仕切りなおしてデートしよ!」

黒「そうですね」

黄「はい!黒子っち」

そう言い手を差し出す黄瀬君

黒「えっと?」

黄「手!もうはぐれないように(ニコッ」

黒「っ…//はい」


そっと黄瀬君の手を握る


黄「ふふ、最初は何処に行くっスか?行きたい
ところはあるっスかー?」

黒「そうですね…リンゴ飴とか食べたいです」

黄「了解っス!じゃ、今日は俺が奢るっス
よー!」


モデルも初めてそれなりにお金は持っていた

それに好きな子の前ではやっぱりかっこ格好付
けたかった

しかし

黒「ダメですよ。僕らは中学生ですし…奢ってもらうなんてできません。自分のは自分で払います」

黄「そ、そうっスか…」


黒子っちはやっぱり黒子っちだった


リンゴ飴をお互いに買って、食べながら歩いた



黄「次はどこ行くっスかー?」

黒「さっきは僕の行きたいところだったので次
は黄瀬君の行きたいところでいいですよ」

黄「俺っスか〜じゃ、金魚すくいに行かないっスか?」

黒「ふふ、いいですよ」

黄「でも、こっから遠いんっスよね〜」

黒「ズキンッ)…大丈夫ですよ」



俺たちは他愛もない会話をしながら目的の場所
に向かう


黒「っ……!!」


急にしゃがむ黒子っち


黄「大丈夫っスか!?どうしたんっスか?」

黒「大丈夫です。少し足が痛くって」

黄「あ…靴擦れっスね…黒子っち、乗って」

黒「はい?」

黄「乗って、近くに神社があるっスし…そこで休もう?」

黒「はい…すみません」

黄「全然大丈夫っスよ!黒子っち軽し(にこっ」

黒「…//////」

黄「それに、俺が無理に浴衣で来てって言っちゃったし…はぐれて黒子っちにだいぶ歩かせ
ちゃったし…」

黒「…そうですよ。僕は普通に洋服でいいって
いいましたし」

黄「ご、ごめんっス」

黒「ふふ、冗談です」


黄瀬君の背中は大きくて暖かくてとても安心しました


黄「とりあえず、げた脱いで絆創膏張ろう」

黒「はい」


そう言い僕を本殿の前の階段に下ろす


そして絆創膏をとりだし、手当てしていく


黄「これでよし!っと」

黒「ありがとうございます。では行きましょ
う」

黄「え、行くってどこに?」

黒「お祭りの方に戻りましょう」

黄「いいっスよ。もう少し休んでよ…それに」

黒「それに?」

黄「人前じゃできないこともあるし…」

黒「はい?」



ちゅ



黄瀬君はそういうと僕にキスをした



ヌルッ



黒「ふぅっ!!?…ん//////」


黄瀬君の舌が僕の口の中に侵入し口内を犯して



黒「ハァ////ハァッ/////苦しいですよ、黄瀬君//」

黄「ごめん、でも我慢ができなくて…もっと黒子っちに触れたい…」

そう言うと僕は軽く「いいですよ」と意味を込め頷く

黒「ビクッ)・・・アッ」


女1「えーちょ、何あれー!」

突然、声が聞こえた

男1「うっわぁw男同士でヤってるww」

女2「気持ちワルーイwww」

男2「www」

男二人と女二人の多分カップルであろう人たちがいた


黒「…」


俺はとりあえず、黒子っちから離れた

黄「何っスか?」

男1「何っすかってw俺たちがききてーわwww」

女2「普通ーキスとかって異性とやるものでしょー?ww」

女1「それを男同士ってぇーきもちわるぅーいww」

黄「アンタらには関係ないだろ」

その場はくらいためよく相手の顔が見えなかった

と言うことは俺がモデルの黄瀬だということはばれていないはず

男2「関係ないが…男同士はないだろwそれ病気www」

黄「人の好みなんて人それぞれ…お前たちに関係ない」

女1「まぁ〜確かにぃ関係ないけどぉ公共の場でやることじゃないでしょぉ?www」

黄「お前らだっていちゃつくだろ!それと同じだよ!!さっさと立ち去れっ!!!!!」

俺たちの関係を馬鹿にされて腹が立ったのか分
らないけど…

俺は珍しく怒鳴った

少し殺気をだして…

チャラ男女「…(ゾクッ」

女2「な、何よ…!」

男1「お前らの関係、気持ちわりぃー」

男2「…いいさ、行こうぜ」

その男女4人はその場を立ち去った

黄「やっぱり、俺たちみたいな関係よく思わない人っているんスね…」

黒「…」

黄「ごめん、黒子っち。俺がこんなことでしなければ良かったっスね」

黒「…らしくないですよ」

黄「え?」

黒「黄瀬君らしくないです。貴方はそんなこと
気にしないでしょう?それに…」




ちゅ




黒子っちからの触れるだけのキス

黒「僕は黄瀬君が好きですし黄瀬君も僕のことが好きでしょう?」

黄「…」

黒「それだけで十分ですよ」

黄「黒子っち…!!大好きっス!!!」

黒「ふふ、僕もです」


その後軽くキスしてから俺たちは祭りに戻った

ちょっとハプニングがあったけど…

楽しい一日になった

そしてやっぱり俺は黒子っちが好きすぎて手放
せないなぁと思った

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