背中は預けた。。。
□この出会い、運命。。。
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『Here B.S.A.A Japan branch. Facilities top floor heliport doors open. And it will send the navigation neighborhood of the heliport.Repeat.』
(こちらB.S.A.A日本支部。施設最上階のヘリポート開場。ならびに近隣のヘリポートのナビを送ります。繰り返します。)
クリスはそれに応答する。
「Roger that. If you go this remains to arrive in about 20 minutes.」
(了解した。このまま行けば約20分で到着する。)
ヘリの中でクリスはジルにこう言った。
「とりあえず現地に着いたら状況確認と隊長との対面だ。」
「ええ。日本人のことだから緊張してなければいいけど」
「そういう奴は全員解雇だ」
クリスはニヒルに笑うと、「それもそうね。」とジルは笑った。
そうこうしてる内にヘリポート上空に着いた。フラッグをダウンの指示に切り替えて待機しているB.S.A.A日本支部の隊員がいた。
「降りろ。」
ヘリはゆっくり降下した。
プロペラがゆっくり止まるのを見計らって階段の端から歩き出す美丘。クリスは収まってはいるものの風圧のあるなか歩いてくる女隊員を凝視した。
「Nice to meet you, Captain Chris. I am the MIOKA special forces total captain.Was please Welcome Come. Now, please enter.」
(初めまして、クリス隊長。私は特殊部隊総隊長の美丘です。ようこそおいで下さいました。さあ、お入り下さい。)
そして、美丘は後ろから来るジルにも目をやる。
「Nice to meet you. Now, please enter.」
(初めまして。さあ、お入り下さい。)
帽子をあげて、挨拶するジルに笑いかける美丘。
一行は颯爽と部署に入っていくのだった。