HQ/影日

□ハイキューホラー(下書き用)
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突然、姿を消した友人。
それと怪奇現象が起きた時期が一緒だった。
最初は物が消えてくだけだったけど、何もないはずの道路に穴が開き、落ちていったり…とだんだん笑えない現象が起きた。

おれは、帰り道に友人の姿を見た。
山は、人通りが少なく、隣の町の人は基本バスを使うし、そもそも友人の家はこの近くにはない。
ここにいるのは、あまりにもおかしい。

歩き出した友人についていく。
途中、周りを見渡してみると、いつも通る道なのに、見慣れた町がない。
そこにある、自分の学校。
何もない道にそびえる、アンバランスな、学校。

入ったあと、鍵をしめられたけど、そんなことに構っていられる余裕もなか
った。

出れないって分かってても。
ダメだって分かってても。

おれは友人についていく。
目が離せないんだ。
足が勝手に動くんだ。

どんなに危険な場所でも、友人の縛りから解けない身体は進んでしまう。


どこまでも、どこまでも。

(『逃げられない』自作、もしかしたらストーリーとして採用するかも)
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